毛の基礎知識

毛はこうなっている

これから全身脱毛施術を受けようと考えている人は、最低限度自分の毛がどのような風になっているのか、基本的な部分だけでも知っておくと、いざ施術と言うときに大変役にたちます。通常クリニックでは、施術前のカウンセリングを行っています。その時どのような施術内容になるかと言うことは、当然説明されます。

脱毛、すなわち毛の構造に深く関わっていく施術ですから、毛の構造に関する説明もされることでしょう。予備知識を多少でも持っていれば、主治医の説明もよりわかりやすくなることでしょう。まず、表皮の植え、すなわち私たちの目に見えている毛の部分から説明していきます。私たちが通常「毛」と呼んでいるのは正式には毛幹といいます。

そこから少し下に下がって、毛穴にあたる部分が毛孔です。私たちが肉眼で見えるのはここまでです。毛はさらに皮膚の中、奥深い部分から伸びているのです。皮膚の中に隠れている毛組織全体を毛根と呼んでいます。毛根は毛包にすっぽりと包まれています。表皮に近い部分から順に上部毛包、中部毛包、下部毛包の3つの部分に分かれています。

さらに皮膚内奥深くまで入っていって見ましょう。毛根の一番下に毛球があります。ここは毛の全組織の中でも特に重要な部分です。ここで毛が作られ、上へ上へと成長していきます。毛球は毛母細胞でできています。まさに毛の母とも言うべき部分です。毛根の底には、くぼみがあり、そのくぼみの中をのぞくと、毛の成長に欠かせない栄養を取り込むための毛細血管や神経が密集しています。

施術はこの成長のもとである毛乳頭や毛包を破壊する施術となります。毛母細胞について、少々詳しく説明しますと、毛乳頭を覆うように位置している部分です。毛乳頭から送られてくる栄養を吸収しながら、活発に細毛はこうなっている胞分裂を繰り返しています。これにより、毛は徐々に硬化し、丈夫な毛に育っていきます。毛根には、途中から立毛筋という筋肉が表皮と繋がっています。気温など環境に応じて毛を立たせたり寝かせたりの動作を繰り返しています。もう一つ大事なものが皮脂腺です。毛穴の中で繋がっており、皮膚を守る重要な役割を持った組織です。最後に紹介するのは、エクリン腺とポクリン腺です。いわゆる汗ですが、全身に分布しているのがエクリン腺で、脇の下および陰部などデリケート部分に分布しているのがアポクリン腺です。