脱毛の前後

埋没毛にご注意

最近、幅広い年代層から強い支持を受けている永久脱毛施術ですが、注意も必要です。確かに美容業界の進歩は日進月歩で、より安全で、効率よくて、副作用も最低限に抑えた名機が開発されています。確かに副作用は少なく、仮に合ってもごく少数派の人達だけです。

ただ、あくまでも人間が作った機械ですから、限界は有ります。施術前のカウンセリングでも、詳しい説明を受けると想いますが、確認のためにあえて述べさせていただきたい事は、向き、不向きがあると言うことです。それは体質の問題もありますが、毛の構造をしっかり理解すれば納得されるはずです。

身体に生えてくる体毛は一斉に生えてくるわけではありません。それぞれの毛に発毛サイクルがあって、お互いにバランスをとりながら発毛してくるのです。伸びる速度も長さもばらばらです。おおよそ3期に分かれて成長してきます。現在エステサロンでも、医療機関でも主流となっている脱毛施術のレーザー脱毛は黒い物に反応します。

したがって、表皮に顔を出して伸びている体毛に反応し、発毛組織である毛乳頭部位の組織を破壊することによって脱毛していきます。したがって、まだ表面にまで伸びてきてない、未発達な体毛や産毛、白毛には効果を発揮しません。その

場合は、電気針脱毛を使って脱毛します。少々痛みが伴いますが、確実に全身脱毛を完遂できます。問題は、セルフ脱毛をする場合です。大半の人は、毛抜きやカミソリを利用していることでしょう。この時に注意する事があります。皮膚を傷つける危険が大変大きいことです。それによりかさぶたができ、毛穴にふたをしたような状態になります。体毛は毛母細胞が生きている限りは、成長し続けます。

さらに毛が表皮部位で切れて、先がとんがってしまった毛が毛穴から外れた皮膚内を貫通してしまうことがあるのです。そうなると、表面に出てこれない成長した毛はそのまま皮膚内で成長していくことになります。これが埋没毛と呼ばれるものです。埋没毛は、肌表面に鳥肌のようなぶつぶつをつくり、あらかたは放っておけば自然に分解され排出されるのですが、たまに色素沈着をおこして、毛抜きした範囲だけ黒ずんだり、場合によっては炎症を起こす場合もあるのです。そうなると、皮膚科での治療が必要になってきます。セルフ脱毛の際には、くれぐれもご注意ください。